ぼく、すごいんだって。超能力があるんだって。同居人が言ってた。
ぼくのおうち、大晦日に階下のおじーさんが入院して以来、同居人が、なにやらばたばたしてたいへんそーだったんだ。だから、ぼく、おやつの時間になっても、お食事の時間になっても、同居人のために黙ってがまんしたんだ。
それで、おじーさんが、退院してきて、3日くらい自宅療養してたんだけど、その間も、ぼく、一言も文句を言わずにいい子にしててあげたんだ。
それでね、おじーさんが通常営業に戻る半日前に、ぼく、ちゃーんとそれがわかってて、また、おやつの催促鳴きを始めたわけ。それで、同居人が、「リーズンが通常営業に戻ったから、もう大丈夫だー」って喜んで、ほんとに、そうなったから、同居人は、ぼくのことを「超能力者~」って。
ぼく、こういうのは、モルモットにとっては、ごくフツーのことだと思う。でも、同居人には黙っておいて、尊敬を得ておくことにしてる。へへ。