モルモットの遺伝の話

こないだ、同居人は、日本のモル飼いさんから、テッセルはなかなか生まれてこないから希少価値で値段が高いって聞いて、とってもびっくりしたらしいの。純血種のテッセル同士を掛け合わせたら、テッセルが生まれるだろうにって。

でも、クリームカラー同志を掛け合わせても、クリームが出る確率は、50％で、残り50％は、ホワイトかバフ（黄色っぽいベージュ）が出るって聞いてるから、テクセルもそういう種類だったのに、自分は気が付いてなかったのかもしれないって、思ったんだって。

それで、イギリスやオーストラリアのブリーダーさんのサイトで調べてみたんだって。

そうしたら、モルモットのコート（被毛）は、単純にメンデルの法則で遺伝することがわかってるらしいの。

で、ショートヘアーとロングヘアーでは、ショートが優性でロングが劣性。

ストレートヘアーとカーリーヘアーでは、ストレートが優性でカールが劣性。

つむじ有り（アビシニアンとか）とつむじ無し（イングリッシュとか）では、つむじ有りが優性でつむじ無しが劣性なんだって。

ちなみに、コートとは関係ないけど、黒い目と赤い目では、黒が優性で赤が劣性ね。

「ということは～、テッセルは、ロングでカーリーでつむじなしだから、ショートやストレートヘアーの遺伝子やつむじの遺伝子が隠れてることはないわけで～、ということは～、テクセルの両親からは、テクセル以外は生まれないじゃないの～」って、同居人が首を振ってた。

ボク、そんなことは、どーでもいいと思うんだけど。。。

ちなみに、この後、同居人は、テクセル（英語でテッセルのこと）をやってるブリーダーさんを知ってるから、何匹か買って日本で繁殖させたら大儲けできるかなぁ、とか考えてたみたいだよ。同居人ったら、しょうもないことばっかり考えてるよねぇ。。。