落とし物〜（！）と13ドル75セントも余分に取られた話。

同居人は、ボクのための牧草とモルモットミックスを買いに隣町の家畜飼料屋さんに行ってきてくれたの。

それでね、帰り道、いいお天気だからって、のんびり歩いてたら、道路の脇に大きな落とし物を見つけたんだって。これが、その「落とし物」くん。

死体（!）だと思った同居人が、立ち止まって、じぃーっと見たのに気づいて、同居人の方を向いてお目々を開けて、一瞬、頭も上げたけど、べつに同居人は不審者にも見えないし、眠たいしで、また頭を地面につけて、ねんねの体勢に戻ったところ。オーストラリアのワンワンは、みんな、自立したおとなで、同居人ごときにいちいち騒いだりしないの。

ところで、同居人は、この日、一時間半もかけて歩いて帰ってきたんだよ。公共交通機関は、なるべく使わないことにしてるんだって。というのも、この国の公共交通機関は、だいたいどの州でもプリペイドカードに前払いしておいて、乗るたびに運賃相当の金額を引かれる方式になってるんだけど、この金額っていうのが、まちがいだらけなのー。こないだも、3ドル75セントの運賃で、トラムと電車に乗って病院にいってきたら、17ドル50セントも引かれてたんだって、同居人は文句たらたら。間違うにしても、差額の大きさ、ひどすぎない？

カードの利用明細はウェブで確認して、間違いを発見したら、ウェブにあるフォームで連絡すると48時間以内に修正してもらえることになってるんだけど、全然、修正されず、連絡も来ないっていうことが3回に1回くらい。そういう場合は、電話をかけて修正してもらわなきゃならないの。すごーく手間暇かかって面倒くさいんだって。

どのみち、修正依頼に時間がかかるんだから、その時間で歩いて帰ってきたほうがマシって同居人は言うの。お疲れ様。